テムズ川を下るエリザベス女王のお姿だけでなく、テムズ川をこんなにしっかり見たのは15年ぶりくらいです。
忘れてたというか、一度も触れたことなかったけど、このブログ名、一応「ウォータールーブリッジ」といいます。もちろんテムズを挟んでウォータールーブリッジ駅とビッグベンがある、そこから取りました。
久々に当時を思い出しました。
私がイギリスで13カ月過ごした90年代後半、お金と時間がないので観光は全く出来ず、月に1、2度行くロンドン(わが母校はロンドン大学ではありますが、ロイヤルホロウェイカレッジは、サウスウエストラインで40分かかるサリーにありました)の入り口がウォータールー駅でした。
地下鉄に慣れるまではトボトボとウォータールーブリッジを歩いて中心まで行きました。
タワーブリッジは超有名観光地なので、そばまでは何度か行ったことあるが、中には入れず傍から見ているだけでした。ちなみに「ロンドン橋落ちた」で有名なロンドンブリッジはその隣に架かる地味すぎる橋です。
女王を乗せた船はタワーブリッジに向け進むとのこと。
巡洋艦ベルファストも映ります。セント・ポールズ(寺院)って近くで見るとけっこう薄汚れてるけど、絵になる建物です。
ロンドン中心部、ピカデリーやらボンドストリートなどにはとんと縁のない私。でも数少ない訪れた観光スポットはグリニッジからドックランズ。
カモメにクリスプス(ポテトチップ)投げると空中キャッチするのが面白くてじゃんじゃん投げてました。
夕方といっても夏場は昼が長いので、夜7時くらいでも平気ですが、冬は3時過ぎれば暗くなり始めます。
夕食もレストランという訳にはいかないので、ウォータールー駅のカフェクロワッサンなどでスライスピザとビールを食べるのが何より楽しみでした。(日本と違って公共の場所でビール飲むのはかなり勇気いる。他の人に見られないよう、いつも缶を紙袋に入れて飲んでた)
ロンドン行けば日本食も当然買い込みます。ジャパンセンターやらピカデリーは高いので、ノーザンラインでコリンデールまで行き、当時の最大の日本食店・ヤオハンで寿司屋ら刺身やら買いました。
ちなみにヤオハン行く途中の日本書古本屋に寄るのもたいへんな楽しみ。
数少ない外食はやはり中華かインド。チャイナタウンでは日本では考えられないほど安く北京ダックが食べられましたが、後にダックよりその味噌ダレがおいしいことが判明し、よくよく探せばソマーフィールドやテスコでも大きい店なら北京ダックソースがあり、それ買って肉でもパンでもつけたらかなりおいしいことがわかり、ますます外食が減りました。カレーはさすが本場だけにおいしくて安い。特にチキンコーマはクリーミーで甘いので、これまた後にはスーパーのPB缶詰を買うことが増えました。何たって日本円で200円くらいで買えたんで、そりゃ外食出来なくなりますわ。
&イギリスなのにセントジェームズパークのそばにあったコーヒースタンドのコーヒーは抜群にうまく、これまた言ったら必ず飲んでました。ちなみに紅茶がおいしいのは当たり前で、コーヒー大好きな私も、当時はスーパーのPB紅茶(ティーバッグでタダのように安い)で十分満足できる味です。やはり硬水が原因で日本では出せない味と言えるでしょう。
卒業した後、一度だけ出張で寄ったロンドンですが、それが最後。もう当時とはすっかり変わったんでしょうね。
ここで書いた観光情報はほぼ使えないと思います。すんません。
God Save the Queen!